おむつからパンツへの移行

スムーズな移行の為の環境準備

  • 子どもサイズのおまるをトイレに準備し、おまるやトイレの機能を子どもが理解できるようにしましょう。
  • 子どもが着替えのパンツを自分で出せるように、カゴ、または引き出しをおまるのそばに置きましょう。
  • 濡れたパンツは、蓋のある、少量の水が入った容器に入れておきます。
  • 床が濡れた時の為に、子どもサイズのモップや雑巾を用意しておきます。
  • パンツのはき替え時に座ったり、シンクで手を洗う時にその上に立てるスツールを用意しましょう。
  • 低いタオルバーやフックなどにタオルや手拭きをかけて、子どもが自分で取れるようにしましょう。

トイレに関する学びに参加させてあげましょう

  • もし子どもがおむつ交換台の上で左右に寝返りを打ち始めたら、これはトレーニングパンツに切り替えるサインです。もう子どもは、パンツを降ろしたり下げたりの着脱が、座った状態でできる頃でしょう。
  • 必ずおむつやパンツの着替えはトイレで行うようにしましょう。子どもにとって、排泄すること、濡れたパンツ、そしてトイレの関係性がより強く印象に残るでしょう。
  • 一日の中で、あるタイミングを決めて子どもにおまるに座るように誘いましょう。
  • 12ヶ月から18ヶ月の間に、子どもは排泄の直前に起こる腹部への圧迫感を感じ始めます。これはトイレに間に合うように行くための第1段階で、この頃にパンツを紹介するとよいでしょう。
  • 濡れたパンツをバケツに入れたり、きれいなパンツを見つけたり、着脱に子どもを参加させることで、自分の生理現象への対応を意識したり、トイレにまつわるすべての工程を学んでいきます。
  • おまるに間に合わなかった場合でも、子どもは濡れた床をモップ又は雑巾で拭くことが好きです。

時間の贈り物

  • 幼い頃からトイレットラーニングを始めると、簡単に短期間におむつからパンツへの移行ができるでしょう。完全にトイレに間に合うようになるには時間がかかりますが、次のことを覚えておくと助けになるでしょう。子どもがパンツを濡らしてしまった時、濡れたという感覚的体験が、毎回子どもへのフィードバックとして機能していることを、心に留めておきましょう。